always

今回の投稿、いきなりタイトルに自分でも相当の無理を感じてますが・・

今度の夏のインスタレーションについてまだ説明しきれないと思うけど書いてみます。

二年前から夏の会津で一年に一度、アート作品を作ることにしていて次の『会津の夏のインスタレーション』をどうするかな・・と考え始めたのが多分今から半年くらい前?の事なんですが(今回は三度目)。

そんな中、喜多方の石蔵で『記憶の音』という立体音響作品を作った時に偶然会場に来ていた美術家の佐藤香さんとの親交が続いていて夏のコラボレーションをお願いしたら面白い展開になるんじゃないかと思った・・と超ざっくり言うと何故かそういう事になってしまうんですが(知り合いのアートディレクターに佐藤さんを紹介したのがきっかけでコラボの話は本当はその後です)。

kaori
佐藤香
1987.福島県田村市生まれ。
2010.東北芸術工科大学美術学科洋画コース卒業
2012.東京藝術大学大学院壁画第二研究室 修了

佐藤さんと喜多方で知り合った時の事は僕は打ち上げでほぼ泥酔状態で初対面の記憶は茫漠の彼方だったりしているのですが凄く独創的な作品を作っていることは記憶に深く刻まれてました。その後、何度か友人として食事に行く機会などもあり・・

彼女は土を使って壁画に近い作品をずっと制作してる人で僕は会津ではフィールドレコーディングといって自然の音をサンプリングして立体的な音響を配置してインスタレーション作品を作る・・ということをここ数年はやってきているんですが、作品を展示する上での美術の部分は自分でやるよりも、いわゆる『造形的な作品』を手掛けている人とやったほうが面白いものになる事が多いので、そういう経緯も非常に大きかったです。

個人的にはコマーシャルとか広告など『マーケティングが先にある仕事』をここ半年は集中的にやっていて、そろそろリサーチを含めてコンセプトが立ち上がる瞬間やそういう現場の空気をまた感じておかないとヤバいな、という感覚を一年の中で何度か感じるタイミングがあるのですが、それがこの時期にやってきたのでタイミングも丁度よく 笑

現段階ではレジデンスに入って佐藤さんとリサーチを開始し、ミーティングや資料整理など作品制作の取っ掛かりにようやく辿り着いたところです。

既に具体的な方向性が見えている箇所もありサウンドアーティストとして新しいチャレンジもある非常に面白いプロダクションになりそうです。

佐藤さんとは制作以外では普通にサッカーの話や食べ物の話・・洋服の話とかもしている感じなんですが、二人共頑固で集中し始めると険悪一歩手前くらいのディスカッションをしたりもしているので周りも常にヒヤヒヤもののレジデンス期間となっていますがw ついこの間は地元の方に招かれて佐藤さんと山の中の超お洒落な古民家レストランに肉を食べに行ってきました。周りの人の協力も今回とても大きくて本当に感謝に耐えない日々を過ごしています。

アーティスト・イン・レジデンスは『自分が作品を発表する』という意味合いも当然ありますが、制作を通じての出会いや気付きを通して人間的に成長できるきっかけに結果的にはなっていると思うし、またアートや音楽とは常にそういうものでありたいとも思っています。

「消費されないものを目指す」という妙に自分を追い込んだ(気負った)考え方でモノを生み出したくなる欲求のようなものを自分の中に感じてしまうこともアーティストと言われる人種には何故かたまに(常に)あったりもしますが、個人的には過程や出会いを大切にする中で何か辿り着ける次元が自分にも見えてくると良いな、というのが最近のモットーだったりもしてる気がします。書き方がなんかユルいですが。

最後は話が飛び散りまくってますが今回のレジデンスと展示会場は二年ぶりのニアヴ(NIAV)です。
今年の夏もよろしくおねがいします。

大岡 真一郎

※あ、今年は戊辰150年の年なんですが、その中でちょっと音楽に関わる話が別に進んでます。
次回以降の更新で何かそれも書けると良いなと思ってます