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精神の北へ2

先日、東京都美術館での展示が終わったSpirit of “North”のパンフレットのConcept Description部分を載せておきます
色んな作品に関わる時には様々なジャンルのアーティストと会話したり交流して少しずついつもその世界観を理解しながら仕事することを心がけているんだけど、今回はなんか妙にスッとプロジェクトの世界観に同化していけた気がしてて、それはやっぱり自分の中に流れているまさしく「北のDNA」のお陰だったのかな・・ということをぼんやりと東京から北へ向かう道すがら考えてました。

明日はまたまたWiZ国際情報工科大学校でFUSEですが毎回今更ながらに鍛えられる部分が多い場所でもあるので緊張感を持ちつつ楽しみに準備中。

最近色んな人に「頑張ってるね~。活躍してるじゃん」と声を掛けてもらうのですが自分ではまだまだだろ・・という部分と、別に上昇志向を持ってこういうことをやってるわけでもなく己の運命の潮流にひたすら流されているだけだな・・というのが本音でもあり・・。ただB to Cのアーティストとか音楽家っていうのはこれから先(そう簡単には)成り立たない時代が来ることは確実なんだろうけどB to Bでアーティスティックな能力が要求される現場というのは確実に増えてきている実感もある・・まぁ簡単に言うと確実に時代は代わりつつあり個人の(ある種の抽象的な)能力が行政などの組織や共同体にJoinするという世界は既に始まっている実感が正直かなりあります。

※ついでに書くならそのB to Bの「関わり方のエピソード部分」や「成果物」は今後コンテンツとして成立していく気がしないでもない。

有名になろうとは全然思わないけど、いい仕事はどんどんこなしていきたいしその為の腕も磨いていきたいです。

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東京都美術館のバックヤード。思えば僕はダ・ヴィンチ・コードとかの映画を見ていても有名な建物の裏側部分に凄く興味が惹かれるんだけど歴史ある公共施設の裏とかを見るにはアーティストになるのが一番と思ってこういうことをやってる部分も多分にあるので、いつも仕事の合間には色々見て楽しんでます。

無闇に入れない箇所も多いのでまぁ限られた範囲で・・ですが。

そんなのも最近割と楽しいです。


東京都美術館 Spirit of “North” 展示終了

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昨日の事になりますが、東京都美術館でのSpirit of “North” の展示が無事終了しました。
自分としては喜多方での会津おいしい映画館×森の婚礼 「楚々木 森ごはん 春・夏」と同時に2つ準備、制作、進行するというインスタレーション2本立ての一ヶ月間でしたが音に集中する気分を高めるという意味では、制作が重なるのは逆に良いしコンセプトの異なるものに同時に取り組む上での頭の中での切り分け作業も確かに精度を上げていけているという実感もあり、色々と収穫の多い時間でした。

最後に東京都美術館のスタッフの皆さんや課長さんそしてアーティスト皆で記念撮影

自分にとってかけがえのないものがまた一つ増えました。
僕らを繋ぐこの世界の美しさと醜さ・・全てに心からの感謝を。

実は既に新たな企画のオファーも来てて制作がもう進行中のプロダクトもありつつ・・という感じなのでこの感慨に浸っている場合ではなく経験値に速攻変えて次なる案件に向かうというクリエイターにとって好ましい状況ではありますw

展示期間中の東京都美術館のスタッフの方のツイート。
写真も凄く良くて、そういう腕のある人が常勤で勤めているあたりがさすがなのです


会津のサウンドインスタレーション無事終了しました

恒例の夏の会津のサウンドインスタレーション、今年もなんとか終了しました。

今回は【会津おいしい映画館】とのコラボレーションで森のはこ舟アートプロジェクト喜多方エリアの作品であり僕が映像と音楽を手掛けた「森の婚礼」の映像作品の上映と音響・料理の三つ巴での全方位型?インスタレーションになりました。

※今年の会場はNIAVから変わり喜多方の食堂「つきとおひさま」。

【会津おいしい映画館】の太田くんのフェイスブックでのサウンドのレポが物凄く分かりやすく素晴らしかったので、一部引用させて頂きます。

映像編集&音楽制作を手がけたサウンドアーティスト・音楽家の大岡真一郎さんに、上映食事会でさらに音響を活用して、あたかも森や川など大自然に囲まれているかのような「音」の空間を演出して頂きました。美術館の展示やテーマパークのアトラクションとも、どこか似ていて何か違う、そんな雰囲気の中で食事をするという、新鮮かつ不思議な体験をしました。

・・今回「食」の担当はつきとおひさまの五十嵐 加奈子さんで、森の婚礼の棚田劇当日に振る舞われた婚礼料理を特別に再現してもらいコンセプトが「森ごはん」だったので、森の中で五十嵐さんの創作料理を皆で食べるというシチュエーションを再現したくて音の方は春から夏に掛けての森の風景を1時間30分の時間軸で作ってみました。

上映会の終了後は参加者全員で料理を囲んで交流を深めていきましたがこういった「場」を通じて人と人が繋がっていく事自体が実は作品で、音や映像や食という色んな要素がそれをを彩る・・という感じの喜多方の一夜でした。

帰路に着く人たちの笑顔を見た時に今年もやれてよかったな、と本当に思いました。

いくつか写真を載せておきます。
機会があれば、また来年も・・・?

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うつくしまふくしま

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東京都美術館でのサウンドプロデュースを一旦抜けて福島に到着。
喜多方でのインスタレーションのために2日間の直前準備期間を設けました。

これから録音とかミックスとか詰めの作業を色々とやります。

終わったら祖父の一周忌を挟んで再び都美へ。

忙しい。

親父が今、都美でやってるブリューゲル「バベルの塔」展を見たいので今度行くとか言い出して僕の部屋に泊まることになりそう
それもなんか・・新鮮な気分・・(汗)

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上野で一緒にバベル盛りでも食べようかな^^;


2017/06/11

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18日にスウェーデンに帰国するアマンダと握手してsee youしてきた(僕は一度福島に移動するので)
もうどれだけハローとグッバイを繰り返してきたのか・・

いつも新たな作品には新たな出逢いと別れが付いてくる。

作品の形態が何であれその瞬間に結実したものはあとはファイルとかテキストに残るのみで、跡形もなく過去のものになっていくんだな・・と東京都美術館の最上階でふと思っていました。

きっと数え切れないアートがこの場に創られてそして撤収していったんだろうけど僕はその作品を生み出していったアーティストのその後の人生に興味がある。

その熱量とか儚さが充満していてこの空間は僕にはあまりにも強すぎる。
帰るといつもフラフラになっているけど、でもそんな経験もなかなか出来るものじゃないのかも・・

本当に感謝。

喜多方にそろそろ旅立つ時が近づいてきた。
懐かしい森のはこ舟で会いましょう。


nice to see you !

amanda

東京都美術館でアートプロジェクト「精神の〈北〉へ」の準備中 http://spirit-of-north.net/ 早速アマンダと色々相談しながら音の事決めてます

ichi

9日から入れます

Spirit of “North:”

会期:2017年6月9日~18日 9:30-17:30(金曜日は20:00まで。入室は閉室の30分前まで。)
会場:東京都美術館 ギャラリーA(東京都台東区上野公園8-36)
tel:03-3823-6921(代表)
http://www.tobikan.jp
入場無料・予約不要


Spirit of North at 東京都美術館

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(C) Spirit of North

今月、東京都美術館で行われるSpirit of NorthというインスタレーションでのAcoustic Engineering & Designします。

このブログは連日更新するような類のものではないハズなんですが、ここのところ色んなオファーがあり、同時に進行してるプロジェクトも多いのでインフォメーション的に書き散らかしてます。作品は直接見て欲しいという気持ちがあるんだけど空間系のものに関しては映像とか写真とか間接的にでもいいから知ってほしいし自分でもアーカイブしたい気持ちが強いので・・音の作品のパッケージングっていうのは今世紀後半の課題というか、VRとかもっと早く発達して欲しい。

以下の会期中、ブラッシュアップを重ねて行く予定なので会場に概ね居ると思います。

■Spirit of North

会期:2017年6月9日~18日 9:30-17:30(金曜日は20:00まで)
会場:東京都美術館 ギャラリーA(東京都台東区上野公園8-36)

入場無料・予約不要

■交通案内
JR「上野駅」公園口より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」7番出口より徒歩10分
京成電鉄「京成上野駅」より徒歩10分
駐車場はありません。

今回、割と大きな空間でのミニマムなバランスをキュレーターさんがイメージしているのでそこが体験する人にも面白い所かなと思います。技術的な事はさておき、今回アーティストの丸山さんやアマンダとの出逢いも運命的で、会った瞬間に意気投合して一緒にやることになってそのスピードにちょっと自分でも驚いてます。たまたま昨年の僕のprimitive soundscapeの話になってディレクターさんが動画を持ってきてくれたのを皆で見ている時に丸山さんやアマンダの今回の作品の音のイメージにハマったらしくて「あ、これこれ!」みたいなノリで気がついたらJOINすることになって、アートの現場って感受性や直感が判断材料の上位にくるけっこう珍しい世界で、一度会社に持ち帰って~とか言い出す人がいないのがいい。稟議書?なにそれって感じ。今回、喜多方と東京の2箇所で同時に仕事しなくちゃいけないんだけど、機材の割り振りなどでギリギリ2箇所はいけることが分かったので、一安心してます。追加の機材関係はアーティスト・イン・レジデンスに申請書を出して借りたりしてます

本当に感謝。


会津おいしい映画館「森の婚礼上映&森ごはん」(仮)

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昨日、主催者から連絡がきたので告知します

一年ぶりのサウンドインスタレーションです。今回「森の婚礼」の上映会を会津おいしい映画館の主催でやることになって、この映像の編集と音楽を担当した縁で僕が当日、楚々木の森を会場にサウンドで再現するという斬新な企画になりました(笑)

会場は喜多方の食堂「つきとおひさま」です。つきとおひさまでは「森の婚礼」の映像の編集作業などもやっていたのでそれをその場で今度はそれを上映する・・ということで、妙な感慨もありつつ、楽しみな企画です。

つきとおひさまに初めて訪れたのは一年前くらいの事なんですが、こうやって何かを一緒にやれる日が来るとはその時全然思ってなかったので人の縁や出会いはつくづく貴重だな・・と思います。

この前の専門学校でのトークセッションでも感じたことなんだけど「何かをやりたい」という意思は皆あるんだけどそれを実現したり、協力してくれる人と出会ったりすることは案外難しい。ただ、僕がひとつ心がけている事があるとすればそれは「疑わないこと」「信じること」だったりします。つまり、縁を値踏みしないってこと。

「ここなら(この人となら)自分のやりたいことをやれるだろうか?」という判断を若い時ほどしがちで、意味のない事ならやりたくないって風潮は社会が停滞している時ほど高まるムードではあるんだけど、だからこそ出会った物や人を初めから信じきることとか、出会った人の夢や目指す目的地をこちらから察してそのために自分が出来ることを快く提供することとか、そういう繰り返しが良い人生を過ごしていけるコツなんじゃないかと思う。

人の夢というのは人にしか叶えられないものなわけで、つまり逆を言えば自分も誰かの夢を叶える大事な鍵を持っているのかもしれないってこと。人を好きになることで自分の持ってる鍵の種類は無限に増えていく。

そうやって色んな扉を開けて行くことが自分の目的地や思いもかけない場所へと自分を誘っていくように最近よく感じてます。

■会津おいしい映画館「森の婚礼上映&森ごはん」(仮)
6/17(土) 17:30開場 18:00開始
【内容】
・森の婚礼動画の鑑賞
・楚々木の音を空間表現(アーティスト:大岡 真一郎)
・森のごはん提供(つきとおひさま)
【主催】会津おいしい映画館
僕の大好きな福島そして喜多方でのサウンドインスタレーションです。ぜんぜん難しいコンセプトではなくて360度の森の音の中で美味しいご飯を食べよう、そして森のはこ舟アートプロジェクトの力作、棚田劇「森の婚礼」の映像作品を最後に皆で鑑賞しようという会津の初夏の風物詩です 個人的には一年ぶりのサウンドインスタレーション新作でもあります。お楽しみに!