打ち上げの時の記事が新聞に載ってます(ジョセササイズ)

先日のGoogle イノベーション東北のプロジェクト打ち上げの時にジョイントしたジョセササイズの記事で新聞に一緒に載ってます。
最近ジョセササイズ、凄いなぁ・・

大槻太郎左衛門も負けないように皆さんでぜひ盛り上げていってくださいm(_ _)m

大槻太郎左衛門の乱
http://tarozaemon.nishiaizu-artvillage.com/

担当箇所 サウンドデザイン|音楽 


アーティスト・イン・レジデンス

無印良品

無印良品のサイトで僕が福島でアートレジデンスにさせてもらっている西会津国際芸術村(NIAV)の記事が掲載されています。
http://localnippon.muji.com/news/2596/

昨年の夏にprimitive soundscape / 縄文の音の森 (文化庁 | 西会津教育委員会)というサウンドインスタレーションをここで制作展示しましたが僕はもともと福島県の出身なんですが、県外で長く生活していたこともあり地元での創作活動はこれまでほとんどありませんでした。

震災以降に地元の同級生や友人たち再会する機会が増え、よく帰省するようになり偶然ここの存在を知って色んなタイミングも重なり一緒に作品を作らせてもらいましたがアーティスト・イン・レジデンスというのは場所やそこのディレクター、コーディネーターによって得意分野や発表する作品の方向性が様々で、音楽という切り口で何かをやろうとすると割とハードルが上がる場合が多かったりします。

ところがNIAVでコーディネーターをしている僕と同い年の矢部くんという人はもともとランドスケープデザインを専門的に研究してきた人で、音楽を空間的に捉えるのがすごく上手いんです。

サウンドインスタレーションには電子的なアプローチの作品も多くありますが、僕がNIAVで作らせてもらった作品のコンセプトは西会津の縄文時代の風景を現地でフィールドレコーディングした音で描くという物凄くプリミティブなもので、サウンド素材の収録を手掛けた星野さん、それを加工し配置する僕、トータルなディレクションで矢部くん・・という3人で実際の制作をしました。

音のみの演出で自然風景を想起させる、というこの作品のアプローチはランドスケープデザイナーでもある彼の手腕によって成立したところがかなり大きかったです。

日本ではエンターテイメント性のある分野での商業音楽が音楽表現のメインストリームとしてずっと成り立ってきた経緯があるので、サウンドアートというものをきちんとディレクションして企画として成立させることができる人は実はそんなに多くはないんですが、偶然にも自分の生まれ故郷の福島県でこういった出会いがあり、自分にとって初めてのサウンドインスタレーションをそこで制作できた、というのは何か運命的なものを感じました。

矢部くんからオファーを受けて制作した作品の中には『幻のレストラン〜西方街道・海と山の結婚式〜』の映像音楽などが他にもありますが、西会津に所縁のある作品の音を作り始めると、とても静謐な雰囲気のものが自分の中から生まれてくるのが面白く、それはやはり西会津という土地が持つ雰囲気や場所の力が大いに関係することなのだろうと感じてます。

福島に帰ると一度は顔を出しますが、毎回色んな出会い(人、発想)がある素晴らしいレジデンスなので観光などでも気軽に訪れてみることをお勧めします。

アートに今まで関心のなかった人でも楽しめますし、アート以外の活動もかなり盛んです。


来月は東京物流センターへ集まれ!

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僕は厳密な意味でのバンドというものや趣味での音楽活動を殆どしたことがないのですが、自分のユニット以外で長く続けている活動の中でオンラインでの音楽サークルの部長をさせてもらっています。主に電子音楽をやる人たちの集まりなんですが、自宅で気軽に作っているデモ音源をアップして皆で共有しようという非常に緩い形式で、これが意外に面白く気づけばもう活動六年目に入りました。

何でもそうなんですが、ダラダラと続けるよりは節目を大事にしたいということもありリアルに部員が集まってそろそろ何かやろうじゃないか、という事で今回東京物流センターで来月4/30に開催されるM3という同人サークルによる音楽作品の即売会にこの部活で出展することになりました。

YMOの好きな世代の方やパフュームや中田ヤスタカさん系のテクノ・ポップな音楽を作る人、VOCALOID・・等本当にバラエティー豊かなメンバーが揃っているので、コンピレーション・アルバム形式での作品ですが内容は濃く、かなりユニークな1枚になる予感がしてます。

僕も自分のデモ音源や未発表の作品から何か一曲出す予定なので、もしお時間のある方はぜひ遊びに来てもらえればと思っています。

今年に入ってから割と大きな作品に音楽を付ける事が多かったのですが、この部活に関しての今回のイベントは完全に趣味というか音楽が好きだ!という事しか動機が無いので仕事とは違う高揚感があり、自分でもM3当日を今から楽しみにしています。

・・・今日はその打ち合わせ。小さい楽器を色々持ち寄って音を出しながら(お酒を飲みながら)ミーティング。
完璧に文化祭ノリで楽しいひと時でした(笑)


継続は力なり

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皆で雪掻きして、温泉に入って、コテージで夕食!西会津での打ち上げの様子。日本ジョセササイズ協会のフェイスブックより拝借しました。なので、そのうちこの投稿ごと消します^^;ゲーム開発チームとジョセササイズアプリ開発チームの合同なので両チームの開発者とジョセササイズ協会の会長、副会長、サポーター・・等、とてもバラエティーに富んだメンバーで楽しい二日間でした。

音楽をやり始めると、最初の頃の打ち上げといえばライブの対バンの人や自分のバンドのメンバー、スタッフ・・など全員が音楽関係の仲間であるのが普通だったけど、こうして大人になってからも長く音楽を続けているといつの間にか自分が音楽を通じて知り合う人たちが、全然音楽に関係のない世界の人ばかりになっていく。それって、すごく幸せなことで、ある意味贅沢な事なんじゃないかとも思います。

僕はアーティストやミュージシャンという職業に特に憧れがあるわけでもないんだけど『たまたま自分が音楽を作れる』ということが色んな世界を知るきっかけや、学びの機会を与えてくれている。

普通に生きていたら会えないような人たちにも出会え、そこからまた色んな世界が広がっていく。

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・・・そう考えると音楽はやっぱり偉大なんだなぁ・・と改めて感じてます。


黙想

合同打ち上げ

Google イノベーション東北「大槻太郎左衛門の乱」開発チームとジョセササイズカウンターアプリ開発チームとの合同打ち上げで、3月11日から12日までの2日間、西会津へと行ってきました。

↑これだけ聞いても何のことかサッパリわからない人もいるかとは思いますが、凄く簡単に言うとつまり飲み会です。

集合日の11日は6年前の震災が起きた日。
昼間は両チーム合同でジョセササイズ。
14:46チーム全員で黙祷。

その後、宿泊先のコテージへと移動して施設内の温泉と中央コテージでの打ち上げという流れでした。

今回のプロボノでのコンテンツ制作は担当分野や年齢、これまでの活動など実に多岐に渡るクリエイターが集結して行ってきたので片方のチームだけでも実にバラエティに富んだメンバーが揃っているわけですが、その2つが合同で打ち上げるということで賑やかどころの騒ぎじゃない事だけは想像に難くないと思いますが、完全に僕は雰囲気に押されてお酒もいつもよりも早く回ってしまい肝心の所をよく覚えていません^^;

早朝『なんでオレはここにいるんだ?!』と驚きましたが夜どうやら自動的に下段にプログラマーの國井さんが寝てた二段ベッドの上段部分へと自分で帰還してたらしいです(どうやって戻ったのか全然覚えてません…)。

夜中に大滝秀治さんのモノマネをした記憶だけが微かにありますm(_ _;)m

今回、全員泊まりだったのですがコテージは全部で3棟あり「女性棟」「オッサン棟×2」と並んでまして朝「オッサン棟」からは完全グロッキーなオジサンたち(自分含む)が続々と朝食会場へと集合してきました。

自分の夜の記憶は途中で途絶えていましたが、その様子から昨夜の盛り上がり具合が自ずと窺い知れました。

音楽家として僕は今回のプロジェクトには参加したわけですが、最近どんどん自分が音楽家っていうことを忘れてきてます。
自己紹介も「音楽が出来る人」で良いんじゃないかと真剣に思ってたりします。

音楽家とかミュージシャンらしい暮らしとか「何とか業界」的に音楽の世界があるとして、そこだけで生きてくというのも随分と不自由だし、つまらないなと思う。

音楽というものをキー(鍵)にして色んな場所へと参加してきたけど、それを通じて『自分の人生を生きていく』ということが自分の望みでも有り、ひいては仕事というもの(音楽だけに限らない)の本質ではないだろうかと感じてます。

それが誘う場所で、誰かの笑顔のきっかけや何かの役に立てるもの・・
敢えてここで震災に因むわけじゃないですが、これからもそれを真剣に探し続けていかなければならない気がしてます。


朝は皆よりも一足先に目が冷めたので、早朝の西会津を一人で散歩してきました。
・・・まだまだ雪があります


美術家の岩間賢さんのプロジェクトの音楽を作りました

美術家の岩間賢さんのプロジェクト「森の婚礼」のドキュメンタリー映像と音楽を担当しました。今回初めて映像の監督と音楽制作を両方手掛けています。Googleイノベーション東北のゲーム作品のオープニング映像なども実は編集だけはしているのですが、作品の内容までを踏まえて映像やカット割りの取捨選択をしていくということで、やはり今回はとてつもなく大変ではありました・・。

この作品は福島県のアートプロジェクト『森のはこ舟アートプロジェクト』の喜多方エリアでの活動の集大成的位置づけになるもので、山間の棚田に一日限りの舞台を設け、そこで本物の婚礼を行う、という割とアカデミックな内容の総合芸術作品なんですが・・

以下アートプロジェクトサイトより引用

棚田劇「森の婚礼」は、昨年度から集中的に調査を進めていた楚々木・会津に今も残る「森の地の婚礼文化」を素地とし、「舞」×「音」×「食」を組み合わせた舞台です。楚々木の棚田を回遊式劇場にしたこの地の記憶を呼び起こす物語です。

自分の中ではオペラとか、インスタレーションを作る時の感覚で音の方は組み立てていきました。ピアノとモジュラーシンセだけのシンプルな作りですが、実はヘッドホンで聴いて欲しい作品になっています。

音の定位とEQはもちろん毎回拘っていますが、今回は一度弾いたピアノをコンピューターで更に分解しそこで新たにコラージュしたり編集して仕上げるという、昨年の「海と山の結婚式~」以来の手法を用いて制作しました。

モジュラーシンセは多分、スマホのスピーカーでは聴こえてきません(笑)

森のはこ舟アートプロジェクトでの音楽はとても難しくて「オーソドックス過ぎるとプロジェクトが内包するNewnessがボヤけるしかと言って斬新過ぎると根底にある普遍性が損なわれる」と個人的にはずっと思っていて、そのバランスを取りながらメロディーとしては聴きやすくどこか懐かしいもの・・というのが今回のサウンドコンセプトです。

喜多方といえば、僕の生まれ故郷である福島県で『喜多方ラーメン』がとても有名な地域ですが、実は子供の頃に喜多方で行われたジャズ・ピアニストの山下洋輔さんのコンサートに両親に連れて行って貰った事があり、その時の主催者側に知り合いが居たために楽屋裏で山下さんと一緒に写真を撮影させて頂いた思い出があります。

その時には既に音楽を自分もやっていこうと決めていたんですが、こうして今回、自分のピアノでその喜多方にやっと帰って来れた・・というのはなんとなく干支が一周したような気持ちになりました。

修行が終わってここから本番スタート、という感覚に近くそういう想いを故郷に与えてもらうというのはとても幸せな事だなと思います。

この作品の打ち合わせで何度も喜多方には訪れたのですが、そのたびに律儀に喜多方ラーメンを食べていましたが、やっぱり旨いですね(笑)

オープニングで流れている三味線とシンセのコラージュ作品

今回のメインの音楽の音だけのバージョンはこちら

実はこれのリバーブなしのアンビエントだけバージョンも存在するのですがそちらも折を見てアップしてみようかなと思っています。