東京都美術館で立体音響とか

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来月、東京都美術館にてAmanda Billberg :ダンス(スウェーデン)とのコラボ(Support)で久しぶりにAcoustic Engineering & Designします。詳しいことはまた・・

ダンスと音の他にもかなり色んなアーティストの作品が展示されます。


告知関係を近日中にまとめます

色々書きたい事があるのですが、まずは昨年のサウンドインスタレーションのアーカイブをNIAVのスタッフの方が作ってくれてました。今酔っ払って打ち合わせや会食から帰宅したところなんで、最近の動きの断片だけババッと貼り付けます


コラボレーション(近況とか)

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久しぶりの更新ですが、最近は東京の自宅で色々準備とかしてます。今月末のトークセッションの資料とかあとしばらくしたら公式にアナウンスできると思うんですが小さいインスタレーション展示がある予定。

普段は一人で黙々と作業してるか、音楽を聴いてるか本を読んでいるか・・それに飽きたら友人と会食したり、チャットしたりとコミュニケーションしたりというほぼルーチンなんですが、あ、チャットといえばLINEというものを数ヶ月前に始めて(遅いか)それで昔一緒にバンドやってた友人とやりとりしたりとかしてます。

・・そう、昔は僕も普通にロックバンドとかやってたんだよなー

昨年くらいからはグッ、と自分の本来やりたい事とかやりたかった事にリーチ出来ているんですがそうは言ってもそこに至るまでは本当にコツコツと「これを今やっとかないと将来アレが出来ない」という事の我慢というか積み重ねる作業は割と多かった。

例えばクラブでエレクトロでDJするとかユニットでポピュラーをやるとか・・ああいう事も割とその作業の中に入っていたと思う。

自分の中では30代の頭くらいから「この年齡くらいでこういう作品を創る」「この時期にはどこかのレジデンスで初めてのインスタレーションを制作する」とかそういう決め事が結構あったりして、で、そういうアート作品とかいわゆる媒体が広告メディアじゃないものに関してはスポンサーというか、助成とか何らかの委託作品にならないとその後の歴史に残らないのでそういう縁も含めて自分から出会いに行く事とか探す事でとにかく忙しかったし凄くスリルがあった。

単純に音楽がやりたいとか人前で演奏したいとかいうモチベーションでライブハウスでコンサートを仲間と一緒にやるとか、個人的にはそういう事をした事が殆どないので僕にとって音楽をやり続けるっていうことはやっぱりその年齢に見合った自分の実積を作り続けていく、ということに対する挑戦なところもかなり大きくて常に「次はあれをやろう」「今度はこれをやろう」と計画し実行していくっていう生活そのものが音楽と言えるんじゃないかなと感じてます(使う機材とかもほぼ興味ないし)。

実はゲーム音楽にアプローチして、その次に「森の婚礼」という大作があって・・というところで自分なりの30代の必須科目は終了出来た実感がやっとあって、40歳までは「自分とは異なる才能とコラボレーションする」という事や「あの人と一緒に創りたい」という自由選択科目が少し出来る余裕が生まれたんじゃないかなと思ってたりとかしてます。

今は知り合いのディレクターとかを通じて憧れていたアーティスト(音楽家ではない人)などに声を掛けて貰ったりとか、自分でも縁が繋がるように動いてたりとか色々そういう毎日。

商業的な音楽っていうのはだいぶ前にもう終わったとは思うんだけど、芸術という観点から見ても現代は色んな表現が既に飽和した状態にある時代なのでそんな中で感度の良い表現者は今、色んな意味での融合とかマッシュアップした次の表現を模索してたりもしてて『違うものと違うものが合わさる』というある種の不自由さをブレイクスルーしたところで次のステージを見出だせるんじゃないかと考えている人もけっこう多い(そうじゃない人もいるけど)。

長々と書きましたが、ここから数年は出来る限り多くのコラボレーションにも取り組んでみたいと思ってます。
彫刻とか絵画との音楽の可能性を探るとか、何かの職人さんと一緒に作品を創るとかそういう事を特に楽しんでいく予定。

今、次の展示に向けて準備していると冒頭で書いたけど上手くいくとそこでのコラボレーションも僕が割と前に夢見ていた事が実現する可能性が出てきてて、凄く楽しみです。

動きがあったらまた告知します。

写真は先月行ってきた和紙の美術家の滝澤徹也さんの作品展。NIAVとか森のはこ舟アートプロジェクト繋がりで知り合いなんですが、つい最近までやっていたこの展示も凄く良かったです。僕の東京の自宅の近くの出身でお互い印旛沼ファンwなことが最近判明したりとか色々面白い出逢いもこの頃増えてきてる


音系・メディアミックス同人即売会 [M3]

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先日、東京流通センターで行われた音系・メディアミックス同人即売会のM3に初出展してきました。
Googleイノベーション東北での大槻太郎左衛門の乱や、ゲーム開発イベントのFUSEやGlobal Game Jam JAPANなど縁あってメディアミックス系の活動に昨年から関わらせて貰ってきて、こういった方向でのクリエイティブが少し興味深くなってきてます。

音楽がメインというよりは先にコンテンツありきのサウンド演出という立ち位置での音楽も相当に奥が深く可能性を感じるジャンルで、今後の課題として色々考えていることが多いです。

M3には僕の主宰させてもらっているレーベルのコンピレーションでブース出展してきましたが電子楽器を並べたりそれらのデモ演奏を行ったりと色々と自分たちらしい仕掛けもたくさん出来て非常に賑やかなブースでした。

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今月はFUSEが開催されますが、その前哨戦としても非常に有意義な一日でした。
また余裕があれば参加したいです。


5/27のトークセッションについて

プログラマーの國井稔氏とのトークセッションまで一か月を切ったのでボチボチ内容を詰めています。Google イノベーション東北での大槻太郎左衛門の乱を題材に実際のゲーム制作におけるサウンドデザインの方法やプログラマーとサウンドの連携など、実践的な内容で色々話す予定。

■将来ゲームクリエイターになりたい人
■サウンドデザインや音楽、音に興味がありそれに関係する仕事を目指している人
■地域でのコンテンツ制作や情報発信に関心のある人
■とにかく暇な人

今のところそういった方たちに少しでも役に立つ内容(になればなぁ)を目指してます。
自分もまだまだ成長段階で道半ばですが(だからこそ)FUSEでは若いクリエイターから毎回良い刺激を貰ってます。

一緒に切磋琢磨し、腕を磨いていきたい。


音楽を辞めるとき

表紙

僕の東京の住所を知っている人は相当限られているので(普段居る場所もそうですが)人からの郵便物というのは滅多に来ないんですが、今朝ポストを見たらデザインの良いA4の印刷物がラミネートフィルムに包まれて郵便受けに入っていたので「何だろう?」と思って手に取ったら、先日音楽で関わらせて頂いたアートプロジェクトからの送付物でした。

森の婚礼の活動記録冊子、いわゆるパンフレット。

活動の記録_2016_森の婚礼mini
この写真は素晴らしい。

クレジットテキスト

実はこの作品は制作していることを昨年知った時に自分が音楽で関わる予感があったというか、自分のキャリアの中でこの作品に向き合うことになる確信があったというか、不思議な引力を感じました。

自分の中では既にジャズとかテクノとかクラシックとかそういう音楽的ジャンルにはもう興味が無いというか「音楽を通じて何と出会っていけるのか」という好奇心しかもう原動力になっているものが無いのですが、色んな縁や巡り合わせがあって一つの作品に関われた時にようやく自分が存在していることを少し社会に許容されているような気がするというか(錯覚かもしれませんが)生きていく事と音楽がかなり密接な関係になってしまっていることを最近よく実感します。

人には会社での肩書や家族内での役割等からは乖離した「もう一つの自分の仕事(ライフワーク)」や「アイデンティティー」が必ずあると思うんだけど、死ぬまで自分について回るのは結局はそれしかないわけで、生きている限り音楽をやるんだろうという覚悟は改めてしています。

素晴らしい作品に巡り合えた事と、こうして一緒に関われた人たちに心から感謝。

・・あ、最後に近況とお知らせですが夏にもしかしたらサウンドインスタレーションやるかもしれません
色々決まり次第、ここやSNSでまたお知らせしていきます


森の婚礼 / equipment

life is precious

今回の使用機材やプラグインなどを書いておきます

PreSonus | Studio One2
TASCAM | iU2
Technics | P50
Roland | SK88Pro
CASIO | HT-3000

プラグインその他

ピアノ/ストリングス | Presence
リバーブ | Sanford Reverb

福島の仕事だったんですが、実際には東京や美濃など色んな所でデモ制作や楽譜を書いたりしてました。
映像の編集は東京の自宅で。

やっと作業の全体を振り返る余裕も出てきたけど、とても面白かったです。

ちなみにメインのコンピューターは一昨年あたりからWindowsに変えてます。
フリーのリバーブや音源などが豊富にあるので。

その中でも今回使ったSanford Reverbは秀逸。
初期反射(EARLY REFLECTIONS)の効き具合が今回の作品にはとてもマッチしました。

これがフリーって凄いな

それと冒頭の三味線の音はStudio One2のプリセットのパラメータを自分で弄ってます。
実際の三味線では出ない音階も使っているので、低い所の響き方は妙にシンセ的でもあり、気に入ってます

最後の映像の当て込み作業や色んな微調整は喜多方の五十嵐くん(森のはこ舟アートプロジェクト/喜多方エリアコーディネーター)のお店の「つきとおひさま」でやりました。あの空間は不思議と色んな着想が降りてくるので時間のある時は割と行きます。

コーヒーや甘いもの関係旨いです


life is precious

森のはこ舟アートプロジェクト、喜多方エリアプログラム「楚々木樂舎」の集大成「棚田劇・森の婚礼」の動画が完成しました。約10分のロングバージョンです。

この作品自体が色んなテーマ性を内包しているので「この映像だけ見てすべてが分かる」という類のものではないんですが、それでも映像作品としてまずは素晴らしいものにすることは自分の中の大前提としてあったので、映像プロデュース、そして作曲・・と単純なクライアントワークを超越してある種の自分(何より故郷である福島)との対話を通じて一つ一つのパーツを深い所から探していきました。

この作品の為に書いた曲は10曲近くになるんだけど、その半分以上は今回お蔵入りにしました。

結局for eliseのリミックスとピアノがメインであとは細かい音の演出に拘ってみた・・自分は作曲を職能とは全く思っていないので関わる作品に対してどれだけ感動したり自分の心が震えるかでしか音楽を作っていないんですが・・というかこの作品に関わったり出てくる人たち全員が何かに誘(いざなわれ)てやっている行為に見えてきて、これを創った岩間さんやはり凄いと改めて思ってます。

やっぱり愛とか祈りが真ん中にある作品は、作っていて楽しい。

婚礼というテーマで何か作品を作る時にそこに出てくる音は絶対に祝詞(ノリト)であるべきだと考えていますが、結婚を人間の生命体としての一つの営みだと捉えるとそこには何か大いなるものへの感謝と畏怖もなければならないと思います。

自然の循環の中に自分たちの暮らしがあり、それを受け継いでいくということへの喜び。
この作品のための作曲をする中で、ここに登場する様々な人や光景は、ふとそんなことを感じさせてくれました。

近い将来、この夫婦の子供達が楚々木の森の中で、笑顔で駆け回っているようなそんな事を想像します。

いつか僕もこの森の中に佇んでみたい。


FUSE 33 – ゲーム開発イベントで登壇します

公式に(とは言っても既にここで告知してるわけですが)インフォメーションする前にお知り合いの方達には早めにお伝えしたいな、と。福島県の専門学校でGoogleイノベーション東北のゲーム開発プロジェクト「大槻太郎左衛門の乱」で一緒にゲーム開発に携わった【孤高のゲームプログラマー】國井稔さんとサウンドデザインについてあれこれ喋ります。

実際にその後はイベントでのゲーム制作も全員で行うので非常に実践的な内容です。

【FUSE 33 – ゲーム開発イベント(Game Jam / ハッカソン)
スペシャルトークセッション(トークショーではない)】
國井 稔(ゲームプログラマー)
大岡 真一郎(サウンドデザイナー / 音楽家)
会場 WiZ 国際情報工科自動車大学校
2017/05/27 (土)
9:00 – 18:30 JST

http://fuse33.peatix.com/

新しい情報が入り次第、またアップします、よろしくお願いします。

大槻太郎左衛門の乱のオープニング。
ゲームはこちらから http://tarozaemon.nishiaizu-artvillage.com/